残暑お見舞い申し上げます

お盆ですね。みんな、夏バテなどしてませんか?
この夏は音楽のおかげでいろんな場所に連れていってもらったり、多くの出会いに感謝しています。
月末、急ですが福島でのライブも決まったり。(詳しくはスケジュールみてね)
来月は、9/10にアポロシアターのアマチュアナイト。10日間ほどNYへ行ってきます。
帰国直後のライブは9/24(水)恵比寿Baticaです。
11月のワンマンも、チケット好評発売中です!3ヶ月も先なのにチケット買ってくれて涙がでそうです。ほんとにありがとう。
次回のライブは8/29(金)、ドラマー桃井くんのバースデーイベントに出ます。

この日、楽しみな再会が!


同じくゲストボーカルで出演する須田晶子さん、
私が中学〜高校時代、音楽教室でゴスペルを歌っていた頃、同じクワイヤで一緒に歌っていたのです!
当時、ゴスペルは今ほど音楽として一般的じゃなく、クリスチャンでなくても歌える場所はそんなに多くなかったし、まして中学生なんて誰もいなかったから、いつも大人に混ざって歌ってた。晶子ちゃんは、途中からクワイヤに入ってきた、ソウルフルな歌声の女子高生だった。私は当時コミュニケーションが得意じゃなかったから(笑)何を話したとかはまったく覚えていないのだけど、それでも彼女の歌うことへの情熱は他の人たちとは違ってみえていたので、彼女もどこかで歌ってるかなぁと思っていた。
だから、桃井くんのライブ告知で彼女の名前をみかけたときは、すぐにピンときた!
あれから15年近く経ってしまった。
14歳の頃はなぜだか学校が退屈で、授業が終わったらすぐ家に帰ってひとり絵を描いたり文字を書いたりして過ごしてた。それから、ゴスペルを歌いにいくようになった。
数日前、来客があったから本当に久しぶりに卒業アルバムを開いてみたら、当時の鬱屈とした表情に改めてびっくり。笑 
音楽に感謝しています。彼女が歌い続けているのが嬉しい。楽しみだなあ。

鬱屈した青い時期、そんなようなことは、誰にでもあること。
私たちはなぜ、過去を語るんだろう。過去を生きてきたプロセスや方法が、今の自分を作り、支えてるから?
『糸』という歌に共感してくれるひとが多いことを嬉しく思う反面、書いたときから、表現しきれないことがたくさんあって、迷いも多い曲。
”誰にも染まらずに”と歌っていても、本当は、染まってもいいと思っています。
誰にも染まらず生きるなんて出来ないと思うし、影響されあうことは苦しみでもあり喜びでもあるし、誰かのために生きることが、その人の喜びになっている人もたくさんいる、素晴らしいと思う。むしろ私はそんな人に、憧れています。
歌っていて願うのはただ、理想の姿と、実際の自分との乖離に苦しんで、存在を消そうとする方向に行かないでほしい、ということだけかもしれない。私は、あなたにいてほしい、と…。無責任かもしれないけど。。

自分らしさについて語るときって「こうありたいと望んでいる姿」をイメージしてるのかもしれない。理想とする姿が、本質的な自分であったらいいなと望んでいる。
さらにいえばその「ありのままの私」「理想の私」像も、誰かに影響されて出来上がったものだということをどこかで忘れないでいたい。(それが悪いと思ってません、自然なことだと思います)
価値がある、喜び、幸せ、嬉しい、悲しい、…そう感じている価値観を作ってきたものの、一度外側に立ってみること。

私も、恥ずかしながらもういい大人なのに、両親の影響の大きさを痛感しています。
失敗しては発見がある毎日。自分のことばかり考えていた。
誰のための私?自分のため?自分のためってなんだろう。すべて、再度見つめ直してみる。考え続ける。
私達は傷つき、傷つけ、誰かを傷つけたということにもう一度傷つく。
それでも一緒に生きていく方法を、みんな探しているのかな。

さー、打ち合わせいってきます!
まだまだ楽しい夏を。

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