2018年7月13日金曜日

「まどろみ」の世界

現在放送中のNHKみんなのうた「まどろみ」。

今日は、その映像を担当された、宇賀神光佑さんにお会いするため
NHK内のスタジオへお邪魔してきました!!

オンエアを観て以来、その映像の素晴らしさに、
ずっと直接お会いしたいと思っていました。

スタジオに着くと、実際撮影に使ったセットを前に、宇賀神さん、
制作スタッフの皆さんが歓迎してくださって、この時点で涙が。笑


(宇賀神さんと!たぶん世代も近そうでますます親近感)

作業を共にしていたわけではないですが、
ひとつの作品を一緒に作らせてもらっていたような気持ちだったので、

「ついにお会い出来た!!!」という想いでした。


本当に小さい、けれど細部まで丁寧に作り込まれた「まどろみ」の世界。
制作秘話を聞きながらひとつひとつ見せていただきました。


(右端の、幼稚園の制服かけが、そういうところがもう、懐かしくて可愛い・・・)



(ガラスの花瓶と、多肉植物!)

ちいさな人形を、少しずつ動かして撮影するコマ撮りアニメで制作されています。

みんなのうた公式サイトにも宇賀神さんのコメントが載っていますが、(以下抜粋)

「家族3人の人形の姿、形からも温もりを感じてもらえるよう木製を選び、桜の木目を生かして作りました。 ミニチュアの世界のお母さんは、現実世界のお母さんと同じように、色んなところで、植物や花器などを購入して、部屋を飾り、日常を楽しんでいるのだろうと想像し、小道具一つ一つの個性が引き立つよう、複数のミニチュア作家さんにお願いしました。」


小さな小さな花瓶も、ちゃんとガラスを吹いて作られていたり、
植物や花は、光にきれいに透けるような素材を追求したのだそうで…脱帽です。
すべて本当に細部まで、深い想像力をもって、作られていました。
ご本人もお話されていましたが、歌詞をなぞっていくのではなく、映像だからこそ
表現できるもの、まさに、そんな手ざわりを感じます。

なかでも宇賀神さんが特にこだわったのがカーテンで、
その揺れ方も何度も方法を試し、さらにカーテンの向こうの景色と光については、
”まどろみ感”を表現するためプロデューサーの関山さんとも深夜まで議論を重ねたと…



実は、私が「まどろみ」を書いたとき、まず頭に浮かんでいたイメージは、
光を透かせて風に揺れるカーテンでした。

だから、あの映像のカーテンをみたときは、まるでデジャヴのようで、
本当に驚いたのです。

いろいろお話しながら、宇賀神さんも、関山さんも私も、
きっと同じものをみていたんだ…と胸が熱くなって。

歌っている本人が映像のチームの方とお会いすることは実は滅多にないそうで、
喜んでくださったのもまた感無量でした。色々語り尽くせず、話足りない…


全員が、「まどろみ」の世界を表現するため、アイディアを出し合い
ものづくりへの深い愛と情熱を注ぐ、妥協のないプロの仕事。
とてもクリエイティブで豊かで…

あぁ、わたしも、こうやってものをつくっていきたい、

と心の底から、感じました。


こういうものづくりに人生で交われた歓びや幸せや、
アメリカでJonとこの曲を録るまでのことや、音楽になったときの感動や、
自分のまだまだ足りないいろんなことへの悔しさとか、湧き上がってきました。


桜の木でつくられた親子。
本当に温もりがあって、小鳥を手にしているような、生きている感触。。。

私にとって「まどろみ」は本当に宝物のような作品になりました。

私にこの機会をくださった皆さん、ありがとうございました。

「まどろみ」のオンエアは7月末までです。もう名残惜しい。

音楽はCDで聴けるけど、映像はオンエア終了後は観られなくなっちゃうだなんて…!
(リクエストが多数あると、再放送があるようです!!)

ぜひ、この家族の、なんでもないある日の風景とともにまどろんでください。


猛暑のうえに、心配な状況が続いていますが、少しでも心と身体が休まり、
被災された方々にこのような穏やかな日々が一日も早く戻りますように。

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